LOVE&LIFE
「本当ごめん。代わりのストラップ買うから…。」


「いえ、大丈夫です!!」


「俺の気が済まないから。名前何ていうの?」


「赤井 雪穂(アカイ ユキホ)です。」


「雪穂ちゃんね。家ここら辺?」


「はい、目の前です。」


前を見てみるとそこには『食堂』と書かれた暖簾がかかってた。


「すみません、ボロくて…。」


「全然、ボロくないよ。」


むしろこういう方が味があるというか今度来ようかな。
< 343 / 371 >

この作品をシェア

pagetop