LOVE&LIFE
「私は、そんなことしないよ!!!」

「え?」

「私は、絶対離れない。てか、離れたくない!!それくらい赤城のこと好きだもん。」

「本当…?俺が甘えても嫌いになったりしない?」

「うん。嫌いにならない!!だから、私と付き合ってください。」

「喜んで!」

そう言って、私にキスをした。

「じゃあ、これから俺のこと和希って呼んで。」

「え…?……か、和希…。」

名前で呼ぶとか照れちゃうんだけど。

「蒼乃可愛い!!!」

今、私の名前を言った?

「今、蒼乃って…。」

「うん!!俺のこと和希って呼んでくてたから俺も名前で呼ぼうかと思って…。もしかして、嫌だった?」

不安そうな顔で聞いてきた。

「ううん…。嬉しくて…。」

また、泣いてしまった。

「泣き虫だね。蒼乃は。」

笑いながら言ってくる。

私は絶対和希のことひとりにしないよ。

< 68 / 371 >

この作品をシェア

pagetop