LOVE&LIFE
「はぁー、疲れたぁ。」

櫻木君は声のトーンを少し落としながら言った。

「うぉ。」

私の顔にブレザーが投げられた。

「おい、これ片付けたとけ。」

「は!?」

「あ?聞こえなかったか?ブレザー片付けとけ。」

「なんで、私がそんな事!!」

「お前は、俺のメイドだ。よろしくな。メイドさん?」

メイド!?

まさか、この人表では紳士的な感じをだして裏ではまさかの俺さま系!?

「私には、三好乃莉って言う名前があるんです!!」

私は大きな声をだして言った。

「ふーん。Nonoの本名は三好乃莉なんだ。」

「はい!」

「じゃあ、今日から乃莉って言うわ。お前は俺の事櫻木くんとか言うなよ?君付けうぜぇから。」

「じゃあ、優弦君。」

「だから、君付けすんなって!」

「だって、櫻木とか優弦とか言えないから。」

「ったく。もういい。俺、仕事だから。8時くらいに帰る。夜ご飯作っといてね。乃莉。」

「はぁ。分かりましたよ。」

「じゃあ、よろしく。」

そう言って、部屋を出ていった。
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