LOVE&LIFE
「夜、話って何?」

「お前、凌太と付き合うのかよ。」

「え?」

「この前、いい感じだったじゃん。」

「そうだっけ?」

「付き合うなよ。」

「え?」

「凌太と付き合うなよ。」

「なんでよ。夜に関係ないじゃん。」

「俺は、お前のことが好きだから。」

乃莉の目を見ていう。

今ここで言いたい。

乃莉の事が好きだって。

「……嘘だ。」

乃莉の野郎またアドリブかよ。

俺は乃莉の顔を見たら、泣いていた。

「絶対、嘘だぁ。」

涙を拭いながら言う。

監督はストップしないし、このまま続けるつもりだな。

「嘘じゃねぇよ。俺は朝日の事が好きだ。」

そう言って、俺は乃莉を抱きしめる。

「私も……。私も夜の事が好き!!」

泣きながらそう言う。
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