ハートに触っちゃダメです!
ここが先生の実家ですかっ!?
ギューって目をつぶっているうちに


「降りろ!」

って丸瀬先生の声


着いたの?今度はどこ?



目の前に大きな洋館


「うらら、光、お帰りなさ~い!」

って

二人に向かって駆けて来て


ジャーンプ!

丸瀬先生の腕の中―――


誰?モデル並のすっごい美人なんですけど?



最初に丸瀬先生のことをギューって抱きしめ次にうららを抱きしめ





その様子を見てた私の存在にやっと気付いて?



「ダレ?」

とか

丸瀬先生に聞くその女性。


『ダレ?』って・・・

そんな不審人物でも見るような目つきってあり?


どうやら歓迎されてはいないみたい?



だけど、丸瀬先生が

「ああ、彼女はうちの生徒で・・・」

と言いかけて



すぐさま

「あら?生徒さんだったの?」

って


コロッと態度が変わって


「あらあらごめんなさいね。

光とうららの母の丸瀬レイカです。

レイカさんって呼んでね。」

ってニッコリ。



「あ・・どうも・・

浅見ともです・・」


私も挨拶返して


――って


えっ!?


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