ハートに触っちゃダメです!
『レイカさんって呼んでね』・・・の前に


は・・母って言った?よね?




今さらだけど聞き間違い?とか思って

「母って・・母親のことだよね?」


思わずうららに確認。



するとうららよりご本人さんが

「あらやだ、若いけど正真正銘の母親ですから。」


って

私の前でミニスカートふんわりさせながらクル~ツと一回転してみせた。


えっ゛、、、、、、

丸瀬兄妹の母・・レイカさん。



絶対に信じらんない!

親って普通こうじゃないよね?



自分で『レイカさんって呼んでね』とか言っちゃってるし・・・


確かにそこら辺は、うららと血が繋がってる感じはするけど・・・



大丈夫なの・・この人?



「ふふっ、ごめんなさいね。

てっきり、光の彼女かと思っちゃって。」

とか言いながら


「ねえ、こんなとこじゃなんだから入りましょう。」


さっさとうららと一緒に家に入って行っていまったレイカさん。



私の方は、今の状況

頭ン中

整理ができないんですけどっ!!


と立ちつくし


もっとなんか状況説明を待ってたら



車のトランクから荷物を降ろして丸瀬先生


「行くぞ。」

って私をチラッと見ただけ。



なんなの?

どうしてなの?



私をこんなとこに連れてきて

親に会わせるって・・・



まさか!?


いえ・・・違うよね?


でも・・・

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