ハートに触っちゃダメです!
「ちょっと、お手洗いに・・・」
一人落ち着きたくて席を立った私。
廊下で道に迷ってると
「迷子か?」
と丸瀬先生。
「広すぎなんですよ。」
すでに5分以上も歩き回った。
「トイレは、こっちだ。」
丸瀬先生に手を掴まれ廊下を行きながら
ちょっとその握られた手に
ドキドキ?
なんで?
「こんな広い家だと小さいうちはホントに迷子になっちゃいそうですよね?」
ドキドキを押さえるように取り合えず会話
と思って言ったら
「迷子になるのは、浅見ぐらいなもんだ。」
とバカにしたような言い方する丸瀬先生。
「なっ、・・丸瀬先生だって絶対に子供のころは迷子になってましたって!」
こんなうちで育ったらどんな風なんだろう?
丸瀬先生ってどんな子供だったのかな?
うん?
うんん、そんなこと気にしてどうすんの?
そうだよ!
丸瀬先生なんかに全然興味ないだからっ!
「この家で迷子になったことなんかない。
ここは、もともと母親の実家だったんだ。
今まで一度も来た事なんてない。」
え?
よく分からないけど『今まで一度も・・・』ってなんか変だよね?
「レイカさんの実家って・・・」
聞きかけて
「ここだ、待っててやる。行って来い。」
そう言って私の手を離した丸瀬先生。
話は終わり。余計なことは聞くなってこと?
手が離された途端
淋しい感じ?・・って?
そんなこと感じるのも変だよ!
「待ってなくていいです!」
ホントにどっかへ行っちゃって!
『運命の人』なんてそんな考えも
私の頭ン中からどっかへ行っちゃって!
一人落ち着きたくて席を立った私。
廊下で道に迷ってると
「迷子か?」
と丸瀬先生。
「広すぎなんですよ。」
すでに5分以上も歩き回った。
「トイレは、こっちだ。」
丸瀬先生に手を掴まれ廊下を行きながら
ちょっとその握られた手に
ドキドキ?
なんで?
「こんな広い家だと小さいうちはホントに迷子になっちゃいそうですよね?」
ドキドキを押さえるように取り合えず会話
と思って言ったら
「迷子になるのは、浅見ぐらいなもんだ。」
とバカにしたような言い方する丸瀬先生。
「なっ、・・丸瀬先生だって絶対に子供のころは迷子になってましたって!」
こんなうちで育ったらどんな風なんだろう?
丸瀬先生ってどんな子供だったのかな?
うん?
うんん、そんなこと気にしてどうすんの?
そうだよ!
丸瀬先生なんかに全然興味ないだからっ!
「この家で迷子になったことなんかない。
ここは、もともと母親の実家だったんだ。
今まで一度も来た事なんてない。」
え?
よく分からないけど『今まで一度も・・・』ってなんか変だよね?
「レイカさんの実家って・・・」
聞きかけて
「ここだ、待っててやる。行って来い。」
そう言って私の手を離した丸瀬先生。
話は終わり。余計なことは聞くなってこと?
手が離された途端
淋しい感じ?・・って?
そんなこと感じるのも変だよ!
「待ってなくていいです!」
ホントにどっかへ行っちゃって!
『運命の人』なんてそんな考えも
私の頭ン中からどっかへ行っちゃって!