ハートに触っちゃダメです!
見てくるって言っても今って着替え中なんじゃ?
「あの・・・」
止めようと思ったけど丸瀬先生は入って行っちゃったあとで・・・
「まっ、兄妹だからいいか・・・」
なんとなく気になって
そのまま
待つこと数分―――――後
カーテンが開いて
出て来たのは・・・
「丸瀬先生?」
丸瀬先生が着替えて出て来た。
それも“メイド姿”ではなくって
「今日は、執事だってよ。」
「執事?・・・って執事カフェですか?」
どう見てもそう
丸瀬先生の姿は“執事”
「どうした?惚れたか?」
そんなことを言ってくる丸瀬先生。
惚れはしません、けど・・・カッコいいかも?
チラッとそんなこと思って
「まっ、まさかあ!」
自分の気持ちに慌てて
ちょっと驚いただけ・・と訂正。
でも、丸瀬先生の“執事姿”に驚いたのも束の間
続けて
「ほら、さっさとしろって。」
「だから、イヤだってば!」
出て来た二人に・・・
「ダレ?」
丸瀬先生を見たときよりもビックリすることに!?