ハートに触っちゃダメです!
「そっかぁ~、安心した。
じゃ、ともは、本当に僕のものだよね?」
聞いてたのは
「う・・うらら。」
急に私の傍らにひざまずき片ひざ立てて
私の手を取って
「僕の運命の人だよね?」
って王子のように聞いたところで
「うらら、お前のお客はあっちだろ?」
うららの脇腹に蹴りを入れる丸瀬先生。
「痛っ!何するんだよ。そんなの光があっちにチェンジでいいじゃん。」
脇腹を押さえながらうららが立ち上がると
丸瀬先生も椅子から立ち上がって
にらみ合う二人・・・・・
そして・・・
突然
「こんなヤツら放っといて
俺にしなよ。」
雅さん乱入!?
「何だよ、お前。
どっちなんだよ?」
うららが聞くと
「どっちって?
ああ、俺はトーゼン
女の子が好き~。」
そう言いながら私の隣に座り
「チェンジね。うららは、あっち。
光さんは、そっちの席ね。」
お客が一人で座ってる席を指さす雅さん。
「なっ・・・」
「雅テメー・・」
「いいから、サッサと仕事につく!」
そうして、有無を言わせぬ感じで二人を追いやってしまって・・・