ハートに触っちゃダメです!
それから雅さんの執事に接客されて帰った私。
今日は、驚くことばかりだった。
一番は、うらら。
まさか男だったなんて・・・
女の子だと疑う余地のないぐらい、うららは私より女の子だった。
「完全に負けてたし・・・。
ってゆ~か
あの白さ?あの細さ?あのお肌スベスベ感?
許せなくない?」
そして、もう一人雅さん。
「確かに言われてみれば・・・だけど。
『俺のタイプ』とか言われても
雅さんは・・・ないなあ。」
確かにイケメンではある。
でも・・・
「ちょっと違うんだよねえ・・・」
そろそろ丸瀬先生とうららも帰る時間。
顔合わせたくない。
食事は先に済ませたから、私は部屋でゴロゴロ中。
特に用もないし、取り合えず明日まで顔合わせなくても・・・
「お疲れ様とか・・・言いに行く?
必要ない・・よね?
おやすみなさいとか・・・言いに行く?
必要ない・・・よね?」
私は、丸瀬先生の顔が見たいわけ?
うん?丸瀬先生・・・
うららもいるのに?
でも、気になってるのは
「丸瀬先生・・・」
で・・・