ハートに触っちゃダメです!
「光、浅見さんは生徒でしょう?
あなた、教師の自覚はあるの?」
レイカさん・・・怒ってる。
「教師の前に一人の男だから俺。」
サラリと言う丸瀬先生
カッコいい・・・とか思いそうになった私
そんな顔してたのか
ギロッ!とレイカさんに睨まれて
「浅見さん、あなたそんな色気も何にもないくせにどうやって光をたらし込んだわけ?」
たらし込んだ・・・って酷くない?
確かに『色気も何もない』けれど・・・
「うららもそうよ。あなたまで何なの?
いい?浅見さん?
大切な私の息子たちをあなたには渡しませんからね!」
すごい剣幕
に
言葉もない私
一方的に非難されてる感じ
こーゆうのって慣れてないから
泣きそう
そんな私の前に
「やめろよ。」
楯になって
「レイカさん・・つか、母さん。
浅見を認めないなら俺帰るから。」
丸瀬先生は、そう言って・・・
「僕も帰る!」
ってうららも言ったんだけど
「あなたまで何なのっ!?」
って
レイカさんに取り押さえられた
可哀想なうららを残し
そのまま
帰っちゃった
私と丸瀬先生
で・・・・