ハートに触っちゃダメです!
遊園地で起きた出来事そして・・・
駅前の待ち合わせ場所ーーーー
最初に着いたのは私。
「これじゃあ
一番楽しみにしてるみたいじゃない?」
辺りを見回すと
道路に停まる見覚えのある車
その助手席から手を振る
「うららだ・・・」
近づいてくと
「とも、おはよう。」
うららが車から降りて来た。
今日のうらら
ちゃんとした男の子
ってゆ~か・・・
超美形男子!
「来てたんだね。」
当然ながら運転席に丸瀬先生の姿
でも
丸瀬先生は降りてこない。
「ここだと人目につきやすいから車で来て待ってたんだ。」
とうらら。
そっか・・・そうだよね?
ってゆ~か
うららも今日のことちゃんと聞いて来てるよね?
「楽しみだね、ともとデートできるなんてあのチンチクリンに感謝だよ。」
嬉しそうにそんなこと言ううらら。
あのチンチクリンって・・・ゆりちゃんのことだよね?
前にゆりちゃんとうららで私を取り合うみたいなことあったけど・・・
大丈夫かなぁ?
ってゆ~か
うららってば
「本当のデートじゃないからね?」
ちゃんとそこのところクギさしておこうとうららに言うと
ニコニコしてたのが急にムスッとした顔になって
「分かってる。
でも、僕は ともと光の交際を認めてないから。
いつでも光からともを奪う気でいるから。」
うららがはっきり宣言した。