ハートに触っちゃダメです!
どれだけ体力余ってるの?

完全に私たちのこと

忘れてない?


「雅さん、放っておいていいんですか?」

心配になってきた

のは、私だけで


「大丈夫だって。」

「思ったよりも丸瀬先生って子供好きみたいですわね?」


雅さんも一香も平然と

いつの間にか出されたコーヒーを飲んで


それで

特に会話もないんだけど


一香と雅さんの間

ほわ~ん

とした空気?




しばらくして丸瀬先生たちが戻って来ると


「楽しかったか?」

雅さんが男の子に聞いて

「うん!楽しかった!

雅先生、僕

この人面白い、好き!」

男の子が嬉しそうにそう答えると


「そうかそうか。

光さん、この子結構やんちゃなんだけど

大丈夫だったみたいだね?

一香、子供ってホント可愛いよ。

早く二人の子供欲しくなったろ?」


一香に向かって雅さん


「ま、まだ先の話ですわ。」

ちょっと頬を染める一香


も~っ!


こんな時に余計に羨ましいよ!




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