ハートに触っちゃダメです!
こんなんじゃ丸瀬先生の記憶なんか戻る訳も無い。
「蹴り倒せば良かったかも・・・」
だいたい記憶喪失なんて頭を打ったとか
そんなの原因で
「よくテレビドラマとかだと、また頭打ったら記憶が戻ったりとかありますわね?」
一香もそんなこと言うものだから
「じゃあ・・もう一回車で?」
「そうですわね、でもそれはムリですから・・・」
「やっぱりどっかから突き落とす?」
「おいおい、二人とも何を物騒なはかりごとしてるんだ?」
今ちょうど一香のお迎えの車の中
運転手は、雅さんで
後部座席で一香と二人
策を練っていたのだけど
聞いていた雅さんに
「犯罪にならない程度にしてくれよ。
もう式も近いんだからな。」
厳重注意され
「分かっておりますわ。ね、浅見さま。
雅ったら本当に口うるさいこと・・。」
一香が手元のボタンを押すと
ウイ~ン!
と運転席と後部座席をしきるパネルが上がり運転席が見えなくなった。
がすぐに
ウイ~ン!
パネルが下りる。
「ダレが口うるさいだって?」
「ほら、それがうるさいのですわ。」
「一香、お前いつからそんな・・・」
「お前とか言うのやめていただけます?」
ウイ~ン!
「なっ・・」
一香がパネルをロックした。
ケンカなんかさせたくないのに・・・
そもそもの原因って・・私じゃないの?
「ごめん・・一香
私が悪いんだ・・・」
「蹴り倒せば良かったかも・・・」
だいたい記憶喪失なんて頭を打ったとか
そんなの原因で
「よくテレビドラマとかだと、また頭打ったら記憶が戻ったりとかありますわね?」
一香もそんなこと言うものだから
「じゃあ・・もう一回車で?」
「そうですわね、でもそれはムリですから・・・」
「やっぱりどっかから突き落とす?」
「おいおい、二人とも何を物騒なはかりごとしてるんだ?」
今ちょうど一香のお迎えの車の中
運転手は、雅さんで
後部座席で一香と二人
策を練っていたのだけど
聞いていた雅さんに
「犯罪にならない程度にしてくれよ。
もう式も近いんだからな。」
厳重注意され
「分かっておりますわ。ね、浅見さま。
雅ったら本当に口うるさいこと・・。」
一香が手元のボタンを押すと
ウイ~ン!
と運転席と後部座席をしきるパネルが上がり運転席が見えなくなった。
がすぐに
ウイ~ン!
パネルが下りる。
「ダレが口うるさいだって?」
「ほら、それがうるさいのですわ。」
「一香、お前いつからそんな・・・」
「お前とか言うのやめていただけます?」
ウイ~ン!
「なっ・・」
一香がパネルをロックした。
ケンカなんかさせたくないのに・・・
そもそもの原因って・・私じゃないの?
「ごめん・・一香
私が悪いんだ・・・」