【短】流れ星に恋をした
流星群
「昨日は悪かったな」
俺は朝一で謝った。
「おー…別にいいって♪」
ひどい態度を取った自分が恥ずかしくなる。
こいつは心も広いし、まじいい奴だ。
きっとこいつの彼女は幸せ者だろう。
「それで俺…あれからさ……考えてみたんだ」
「ん?何を?運命?」
「違う。結論から言うと……あ!!先に言っとくけど、まだよくわかんねぇからなっ」
「何だよ〜じらすなよっ」
ニヤニヤしながら俺を見るな!!
「……俺…好きなのかも」
まだ自信はねぇけど、そうだといいなって思う。