桃瓜学園…男子校!? ‐Ⅰ‐
あっ、
でもこれ以上
鎮先輩とは
一緒に居たくないな…
鎮先輩には
悪いけど、
なんだか
さっきから
周りの視線が何故か痛い。
もう、
ものすっごく痛い。
突き刺さって、
貫通しそうな位。
「寮?
案内して欲しかったの?」
「いっ、
いえいえ、
滅相もございません!!
そっ、
それではっっ!!」
私は、
そう言って、
また走り出す。
今度は、
つかまらずに、
逃げる事が出来た。