白い狐は出会いの季節
なんで体動いてくれないの!そう思った。








そう思っていたら。

ブロロロロロッ......!!!!


何かのエンジン音が近づいてきた。



そして、


ヒュッ。


なにか、空を切る音。



私のすぐ横で聞こえた。




その音とともに、




「そこの!!避けてえええええええっっ!!!!!!!」



ガンッ!!!!



何かが激しくぶつかった衝撃音に、私は目をつぶった。



しかし、私には痛みや衝撃は一切なかった。



そっと、目をあけた。









そこには。
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