白い狐は出会いの季節





「え、えと」



今日はあまりにたくさんのことが起こる。



初対面の人にこれだけ会うのもそろそろ限界、頭がパンクしそうだ。




いや、初対面じゃない人もいる。




「え、えと十七夜、光さん?」



「ふふ、覚えててくれたんだね」



「うっわ」



「ちょっと!?声にでてるよ?!」



あれ、でもなんでこの人がここに?



「あーあーまたすごい顔になってるよ??考え事ー?まぁいいやそういうのは後にして、まずこっちの用済ませちゃうね」



十七夜さんは半分呆れた顔でため息をついた。



< 70 / 121 >

この作品をシェア

pagetop