【短編】恋のおわりとはじまり
それでも、家に帰ると思い出してしまうもので。
明日は部活休みだから、どっかに行って気晴らししようかなと考えていた。
そして次の日。
学校もナシの土曜日。
私は特に行く場所も思い浮かばず、近くの公園に行ってみることにした。
この公園、結構広いもので、どちらかというと、遊びより運動向きなタイプの場所。
どこかに座れる場所がないか探し、登りやすそうな木を見つけて枝に座った。
そこで考え事をすることにした。
もちろん、夏輝のこと。
「はぁーやっぱり私ってバカだよなぁ。前に付き合ってること知ってたのに、まだ好きだったんだから。早くあきらめちゃえば良かったのかも」
そしたら。そしたら、こんな微妙な気持ちになることもなかったのに。
「あーもうやだっ! てっぺんまで登ってやるっ!」
私はもう考えるのをやめて、きれいさっぱり忘れようと木の一番上をめざしてがむしゃらに登り始めた。
枝もあっちこっちに伸びているため、登りやすかったし、すぐにてっぺんについた。
明日は部活休みだから、どっかに行って気晴らししようかなと考えていた。
そして次の日。
学校もナシの土曜日。
私は特に行く場所も思い浮かばず、近くの公園に行ってみることにした。
この公園、結構広いもので、どちらかというと、遊びより運動向きなタイプの場所。
どこかに座れる場所がないか探し、登りやすそうな木を見つけて枝に座った。
そこで考え事をすることにした。
もちろん、夏輝のこと。
「はぁーやっぱり私ってバカだよなぁ。前に付き合ってること知ってたのに、まだ好きだったんだから。早くあきらめちゃえば良かったのかも」
そしたら。そしたら、こんな微妙な気持ちになることもなかったのに。
「あーもうやだっ! てっぺんまで登ってやるっ!」
私はもう考えるのをやめて、きれいさっぱり忘れようと木の一番上をめざしてがむしゃらに登り始めた。
枝もあっちこっちに伸びているため、登りやすかったし、すぐにてっぺんについた。