猫な私の甘い恋
「うわぁ彪って趣味悪いね。」

「だろ?」

あ、ごめん。褒めてない。

自信満々に言う彪に聞いた。

「何?私になんのよう?忙しいんだけど。」

「麗、俺ん家来い。」

「は?」

何言ってんのコイツ。

「はいじゃあねー。」

「あっそんなこと言っていいのかな。」

「なんで?」

「俺は麗の電話番号を知っている。これを他の男子に教えると……。」

なんて卑怯な糞野郎なんでしょう。

「はいはい。分かりました行けばいいんでしょ行けば。」

魔力使いたくないのに。

「で、彪ん家何処。」
< 122 / 156 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop