猫な私の甘い恋
「んー…いんじゃね?」

その言い方は絶対に許可取ってないよね。

「あ、やっぱ急用思い出したから帰るね。」

流石にヤバいと思い玄関から出ようとした。

「麗、後でどうなっても知らないぞ?」

その言葉で私の足がピタッと止まった。

もう嫌。卑怯なんだから。

私は帰るのを諦め、彪の部屋に行った。


「何するの?」

来たのはいいけれど何をするのか聞かされていない私は彪に聞いた。

彪は私を見つめ、変なことを言い出した。

「もう1回やろうぜ?」

?  よく分からなかった。

「何をやるの?」

問い返してみると彪がニヤリと笑った。
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