猫な私の甘い恋
~帰り道~

いやぁ今日も学校てのは疲れるね。

1日の任務を終えて帰宅途中の私は一息吐いた。

家帰ったらアイス食べよ。

ルンルン気分で歩いていると、背の高い男子達が私を囲んだ。

「な、なんなんですか。」

いきなりの出来事にびっくりした私は少し動揺してしまった。

「君、可愛いね。俺らと今からどっか行かない?」

あ、これ知ってる。ナンパだ。

「あ、私先を急いでいるので失礼します。」

そそくさと横を通ろうと思ったその時。

パシッ。

腕を掴まれた。

「ちょっと!離してください!」

強気で怒鳴る。でも、男子は離さない。
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