猫な私の甘い恋
ジェットコースターが終わった後、みんなヤバい顔をしていた。ジェットコースターに乗りたいと言った張本人は、というと…

「もうめっちゃ楽しかった!みんなもそうだよね?」

誰かに自分への同意を求めていた。

もうこの子どうかしてる。頭が逝っちゃってる


みんなの気分が最高に悪い中、愛ちゃんが言った。

「次をクレープにしておいて良かった。みんな~次行くよ~。」

クレープって何だろ。

私は頭に?を浮かべながら、前へ進むのだった。

私達は何かの店の前まで来た。その店からは実に美味しそうな匂いがした。

「ねぇねぇ。ここがクレープってところ?」

私は愛ちゃんに聞く。

「えっ!クレープも食べたことないの?」

「食べ物?」
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