猫な私の甘い恋
「そうだよ。クリームが入ってて美味しいの!甘くて私大好き♪」

ほうほう。愛ちゃんの言葉に音符マークを付けてしまうほどだから相当美味しいんだろう。

クレープと言う食べ物に期待を寄せながら私はみんなと順番を待つことにした。

前に並んでいた人達がクレープを手に何処かへ歩いて行く。次は私達の番だった。

やった!やっとクレープが食べれる!

私はウキウキ気分で窓口へ進んだ。そして、メニューに目を向ける

うわ…。どれも美味しそう。どれにしようかな。

私が悩んでいる最中(さなか)、みんなはどんどんクレープを頼んでいく。

ん~。チョコレートかな。やっぱ。

私は店員さんの微笑みを見ながら、注文をした。

「チョコレート味1つお願いします。」

「はい。かしこまりました。」

やっぱり笑顔の店員さんは中へ入っていった。

そして、柔らかそうな生地にクリームなどなどが沢山つまっているクレープを出してきた。それを私達に丁寧に渡していく。私の手にもクレープが渡された。まだ温かいので作り立てだろう。
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