猫な私の甘い恋
笑顔で手を差し出す颯さん。

えっと握手しろってことかな?

私は颯さんの手をとり、挨拶をした。

「はい。こちらこそよろしくお願いします。」

あ、なんか恥ずかしい。

変な感情を抱いた。

「彪と仲が良いみたいだね。」

「あはは……。」

思わず苦笑いをする。

仲は最高に悪いからね?

私達がどうでもいい雑談をしていると、彪と一緒に遊びに来ていたもう1人の男子が絡んできた。

「颯、何してんだ?あっ!この子、学校で噂されてた子だ!マジで可愛いな!」

いきなり褒め言葉をもらった私。

「ありがとうございます。」

微笑みながらお礼を言ってあげた。

「マジ天使!」
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