猫な私の甘い恋
走って、走って、走って、走って。やっと…ゴールした。

はぁ…はぁ…はぁ。疲れた~。

彪には追いつかれなかった。

「麗ってそんなに速いのか?」

荒い息をしながら彪は言う。

「ふんっ。知らない!」

私達は一番最初に着いたので2人っきりだった。

「あ~あ。俺、速いのになー。」

額の汗を拭いながら自分自慢をする彪。

うん。確かに彪は速い。けれど、ちょっと体力がないかな。

近くにあった椅子に座り、みんなを待った。次々にみんながゴールに辿り着く。
それから私達は様々な乗り物に乗った。

やっぱ私はメリーゴーランドが一番楽しかったかな。

その1日は遊園地へ行って終わった。


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