猫な私の甘い恋
みんながくじを引いていく。ついに私の番がきた。

彪とは一緒なりませんように。

そう神に願い、くじを引いた……んですけどね。

あーもう嫌!私くじ運ない!

「よろしくね。麗ちゃん。」

あー…うざい。消えてくれないかな。

笑顔の輝き度マックスの馬鹿(彪)が隣にいた。

お前絶対仕込んだだろ。

周りを見渡すと、女子女子で嬉しがっている子や、月冴さんと一緒になれて涙してる子などなど。まぁいい感じにペアになったわけ。

「洞窟に入る順番はくじに書いてある番号で行ってね~。」

と、つけたす彪。

じゃあ私達は…4番だね。ペアは全部で1、2、3…8組だね。真ん中か~。というかどうして洞窟なんて行くの?なんかいんの?
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