猫な私の甘い恋
1ー4 お祭り
う~ん。最近遊び過ぎだと思うんだよね。だってまた遊びに来てるもん。

夏祭りに。

……でもいいかも。夏祭り。浴衣着れるし。出店っていうの?がいっぱいある。そして毎度おなじみいつものメンバー。あっ。

「愛ちゃんあれ食べてみたい。」

私は愛ちゃんの裾を引っ張り言った。

「ん?何?どれ?」

優しく美しい声で愛ちゃんが聞く。

「綿菓子ってやつ。」

店の前に出ている看板に目を向けた。甘い香りが周辺に漂う。

フワフワしてて美味しそう…。

「うん。買ってきていいよ。みんなも綿菓子買う?」

私を囲む可愛い子達に問う。
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