猫な私の甘い恋
「あっ!私買う~。」
「私はいいかな。」
「え~買おうよ~。」

などと様々な声が聞こえる。

「僕も買おっかな。」

と、1人男性の優しそうな声が混じった。

そ、颯さん!あれ美味しいですよね?

「颯さん行きましょう!一緒について来てくれる方がいると心強いですから。」

私は颯さんの裾を引っ張るという罪?を犯しながら店をやっている人の前まで行き、笑顔で言った。

「綿菓子2つお願いします。」

「は、はい。」

ん?なんか緊張してるっぽい?(中年のおじさん)私のせい?

「はいどうぞ。お嬢さん、お兄さん。」

「ありがとうございます。」

私がお礼を言うとおじさんは少し顔を赤くした。あーキモい。ただの変態じゃん。
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