猫な私の甘い恋
恥ずかしい。

「や…めて。」

かろうじて拒否する。けれど彪には届かない。首筋にキスされる。

「あっ……。」

私、赤面しっぱなし。

「……可愛い。」

そんなこと言わないで。そんな正直に気持ち言われたら………好きになっちゃうじゃん。

「や…だ。」

なぜだろう。拒むことができない。抵抗ができない。やられるがままにやられていく。

「あっ…。」

だんだんと涙目になる。ヤバい。どうしよう。

「麗?抵抗しろよ。」

「あ…う……。」
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