猫な私の甘い恋
「あれ?転校してきたのよね?」

あっ!そうだった。なら聞いちゃ駄目か。

「やっぱり説明大丈夫です。」 

「じゃあ話を進めるわ。その生徒会で今、空きがあるの。副会長の枠。麗さんは頭も凄くいいし、判断力がありそうだから是非入っていただきたいこのだけれど……いいかしら?」

なんかもう入れみたいな話になってるよ?代奈先生が進めるからにはいい感じの委員会なのだろう。私は返答した。

「いいですよ。代奈先生がそう言うなら力になります。」

「本当!?ありがとう!貴方みたいな天才ちゃんが欲しかったのよ。」

あの、代奈先生壊れてませんよね?

なんかそんな風に見えた。

「じゃあ生徒会長の彪さんに麗さんが入ってくれるって伝えておくわ。」

ん?

「ちょっと待ってください。生徒会長が誰って言いました?」

「え?彪さんよ。あの子が学校で1番頭がいいのよ?2番目が貴方。よろしくね。」
< 73 / 156 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop