【短】クリスマスヒロインは女王様!?
そんなに優しい霧摩に願い事ばっかりだなんて、絶対出来ないっつーの!!


『いいよそんなの!!ってか逆に私が霧摩の言う事聞かなきゃおかしいでしょうが!』


慌てて必死に拒否したのに、どうしても譲ってくれなかった霧摩は意外と頑固。


「ほ、本当に何でもいいの……?」


「もちろん。せっかくのクリスマスなんだし、オレに出来る範囲なら」


ニッコリ笑顔で肯定されて、どうしようかと頬を指で掻いた。


霧摩の気持ちは嬉しいけど…私はもうすでに、充分幸せなんだよねぇ……


これ以上なんて全く望んでないのに、ガチでどうしよう………
< 8 / 17 >

この作品をシェア

pagetop