いいかげん俺にしとけよ、先輩。(仮)




「てか、買い物長い〜。勉強する時間なくなっちゃうよ」




「ん〜〜そーっすね。そろそろいっかなー」




「??」




なんて深みのあるセリフをポロっとこぼす入谷くん




何がそろそろなの?




「あ・・・」




数個お菓子を入れたカゴを持ってレジへ行った入谷くんの後姿を眺めながら



私は、あることに気づいた




いや、確信はないんだよ?




でもなんとなく・・・過ぎったの


"もしかして"って





お会計を終えて私たちはコンビニを出た



「んじゃ、季利ん家行きますか」




「ねぇ、入谷くん」



「ん?なんですかっ姫先輩」




「私を呼び出したのって、かよちんと季利くんを2人っきりにするため?」




「お、流石僕の姫先輩!勘が冴えてる〜♪」




「いつ!だれが!!入谷くんのになったのよ」



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