天空の覇者
「ボクハ、ジョーカラ盗ンダ技術デヨーロッパ最高ノパイロット二ナッテミセルヨ」

「バ〜カ何ケチ臭い事言ってんだよ。男なら世界一を目指さねぇか」

軽く胸板叩きながら俺ら流の別れの挨拶

「ジョー…マタミュンヘン二来テクレヨ」

ミハエルは、未だに自分の腕が俺に及ばない事を知ってる。

「ふん、エースになろうってヤツが随分弱気だな。俺から世界最高のパイロットの座奪い取るから日本でアホヅラ晒して待っとれぐらい言って欲しかったぜ」

それを聞いたミハエルはニヤリと笑い

「ソウダネ…ボクハ、ジョーカラ世界ノエースノ座ヲ奪ウチャレンジャーダッタネ」

俺のドイツ行きは無駄じゃなかったな。

この若き挑戦者が俺を脅かす存在になりゃ世界の空は安心だ。

そう思わせたんだからな
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