天空の覇者
航空作戦のセオリー

太陽を背に敵を幻惑しながら接近する

「狙うは背中のこぶ!アイツの脳は、そこにある」

「柳瀬さん…あんなドン臭い怪獣に合わせる必要ないですよ。海面スレスレから一発かましてやりましょう」

隊員の平尾が生意気な事言い出す。

「バカ野郎っ!てめえにそんな腕無ぇやろうが」

平尾の無謀を押さえにかかるが…

「柳瀬さん…この間苦戦したからって慎重になりすぎですよ…第一データのある怪獣なんてメじゃないですよ」

と俺の忠告を無視した。

若さ故の行動か?

平尾はモンキラの現状考える事無しに自分勝手に動き始めた。
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