天空の覇者
ライルを見つけた俺は矢継ぎ早に問いただした。

「おいライル…お前パイロット集めは、どうなってる?って言うか、何って言って接触しよる?」

聞かれたライルは慌てず騒がず

「オマエ随分腕イイラシイガ、ジョートヤッテ勝ツ自信アルカッテメール送ットイタゼ」

…って…煽ってどうする?

「オーストラリア空軍ノアーニーッテ知ッテルカ?随分乗リ気ダゼ」

アーニーってのは俺が知る限りかなり高いレベルの空戦能力を持つ男でクロコダイルの異名を持つ。

後ろを取ったら…絶対に取り逃がす事が無い事から、そう呼ばれてるらしい…

1対1でやり合ったら…さすがの俺でも苦戦は免れない

「マジかよ?すごいじゃねぇか…」

俺は大殊勲のライルを褒め称え他にどんなパイロットが集まるか期待に胸を熱くした。
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