天空の覇者
そうこう言い合ってるうちに怪獣の直近を通過したら…

"ザクッ"

「ありゃ…衝撃波で連結部千切れちゃったよ…」

呆れ果てる大隈…果たして出番あるか?

「予算不足か?雑な怪獣作りやがって…とりあえず久しぶりに俺の一発撃ちでケリ付けられそうだな」

「ジョー…ワタシタチノ爆撃ノチャンスハ残シトケヨ」

まったく世話の焼ける。

片方仕留めりゃもう片方は自滅だろ?…手抜き怪獣用意しやがって…

俺は射撃用セレクターが単発になってるのを確認し

「あばよ」

と一言呟いて

"バキューンッ!"

左側のヒトデを撃ち抜いた。
< 266 / 404 >

この作品をシェア

pagetop