天空の覇者
「アリアケ…キミハ一体何者ナンダ?」

チャーリーにとっては有能な部下にすぎない有明

もっともそれは生物学者としての彼の知識と怪獣の培養技術といったもの

まさかに備え準備した本部の要塞化でこれほどの冷静さで対処出来るとは想像もして無かった。

「会長…生物学者ってのは白衣着て試験室で実験してるだけじゃないんですよ。特に僕なんかのように外へ出ずっぱりの人間にはね…まぁ今は、そんな事呑気に話してる場合じゃありませんね。ヤツらを退けお互いに生きてたらその時に…」

有明は無言で身を翻し防御指揮に戻った。
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