天空の覇者
そして彼も本気の約束を守るタイプらしく法廷でキャリア十分の辣腕検事を敵に回し俺の為に戦っている。

「組織の和ですか…しかし現実に彼らの空爆以降怪獣の出現は確認されてませんよ。怪獣が存在しないなら怪獣退治チームの存在理由は無い。つまり…早晩潰れる組織の事など考える必要は無い。違いますか?」

若いだけに、やけに攻撃的な男だ。

早くも怪獣退治チーム不要論を語っている。

しかし…やり手のベテラン検事相手に彼の若さがどこまで通用するか…

俺の裁判は、全く予断を許さない展開へと進んで行く。
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