天空の覇者
「コントロール、怪獣は始末した。撃墜ポイントは東シナ海上空…」

ホントは緯度と経度まで報告しなくちゃいけないのだが

「どうせ怪獣は放ったらかしやから詳しい場所なんて知る必要無ぇな」

そう言って無線を切る。

朝の爽やかな一時をザコ怪獣相手に使うのは性に合わないが…

「まぁ俺のポリシー通りの迎撃が出来たんでヨシとせにゃな」

俺はフォックスを翻しその機体に陽光を反射させながら帰途についた。
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