溺愛の定義
これまで触れられた事はなかったのに‥‥。
「そろそろもっと親密な初体験も、もらおうと思ってね」
そう言って、今度は額に唇を落とす。
「や、も、悠人っ!ダメだよ!」
わたしの両側に着かれた悠人の腕を押すけど、もちろんビクともしない。
「美羽、イヤ?気持ち悪い?」
「気持ち悪くはないけど‥‥だって恋人でもないのにこんなのしちゃいけないんだよ!」
涙目になりながら悠人を見上げて、必死に説得する。
「ホント、美羽は可愛い。そんな潤んだ目で上目遣いで見るなんて誘ってる事にしかならないよ」
「さ、誘ってなんかないよ。そんなのするわけないじゃん」
「確かに。美羽にそんなスキルあったら、俺ショックだな」
「でしょ?分かったら離れてよ」
「んー、でも無自覚でやっちゃってるなら、ちゃんと教えないとだよね」
「そろそろもっと親密な初体験も、もらおうと思ってね」
そう言って、今度は額に唇を落とす。
「や、も、悠人っ!ダメだよ!」
わたしの両側に着かれた悠人の腕を押すけど、もちろんビクともしない。
「美羽、イヤ?気持ち悪い?」
「気持ち悪くはないけど‥‥だって恋人でもないのにこんなのしちゃいけないんだよ!」
涙目になりながら悠人を見上げて、必死に説得する。
「ホント、美羽は可愛い。そんな潤んだ目で上目遣いで見るなんて誘ってる事にしかならないよ」
「さ、誘ってなんかないよ。そんなのするわけないじゃん」
「確かに。美羽にそんなスキルあったら、俺ショックだな」
「でしょ?分かったら離れてよ」
「んー、でも無自覚でやっちゃってるなら、ちゃんと教えないとだよね」