溺愛の定義
やっと離れた唇から出た唾液が銀糸のようにお互いを繋ぐ。
「博物館は今度、ね。」
オトコを感じさせるこんな妖艶な表情の悠人も初めてだ。
ソファの背もたれにくったりとしている私を抱き上げて、移動させる。
降ろされたのは初めて入った悠人の寝室。悠人のベッド。
私を見下ろす悠人が今までで1番キレイで、思わず手を伸ばした。
「美羽。好きだよ」
私の手を握って、誓いのようにそっと口付けてから、悠人は私の身体に口付ける。
唇、頬、額、耳。そのまま肌を滑る口付けはどんどん心臓に近付いて行って、私は焦る。
「あ、やぁ‥‥だ‥‥悠人、恥ずか、しい」
「恥ずかしいからイヤなの?」
クスリと笑った悠人になぜか腹が立つ。
「だって!心臓がバクバクし過ぎてて、音聞かれたら恥ずかしいんだもん!」
「博物館は今度、ね。」
オトコを感じさせるこんな妖艶な表情の悠人も初めてだ。
ソファの背もたれにくったりとしている私を抱き上げて、移動させる。
降ろされたのは初めて入った悠人の寝室。悠人のベッド。
私を見下ろす悠人が今までで1番キレイで、思わず手を伸ばした。
「美羽。好きだよ」
私の手を握って、誓いのようにそっと口付けてから、悠人は私の身体に口付ける。
唇、頬、額、耳。そのまま肌を滑る口付けはどんどん心臓に近付いて行って、私は焦る。
「あ、やぁ‥‥だ‥‥悠人、恥ずか、しい」
「恥ずかしいからイヤなの?」
クスリと笑った悠人になぜか腹が立つ。
「だって!心臓がバクバクし過ぎてて、音聞かれたら恥ずかしいんだもん!」