校庭に置いてきたポニーテールの頃
2016.7.9 同窓会の知らせ
枕元で充電したままの携帯がメールを知らせ、私はその着信音で目が覚めた。
寝ぼけた頭で一瞬だけ誰からだろうと考えたが、このご時世、未だにメールなんて使っている人なんて限られている。
壁にかかった時計を見ると、朝の8時過ぎだった。
「休みの日くらいもう少し寝かせてよ……」
実家にいた頃、母によく言っていたセリフは私の口癖になっていた。
目が覚めたついでにメールを確認すればいいのだが、その一手間が面倒くさくてそのままにしていた。
隣には裸のままの彼が寝ている。
今のメールで起こしたかなと思ったが、馬鹿みたいに口を開けていびきをかいている彼の様子をみると、どうやらまだ起きてないみたい。
私も再び布団にもぐり、重いまぶたをそのまま閉じた。
寝ぼけた頭で一瞬だけ誰からだろうと考えたが、このご時世、未だにメールなんて使っている人なんて限られている。
壁にかかった時計を見ると、朝の8時過ぎだった。
「休みの日くらいもう少し寝かせてよ……」
実家にいた頃、母によく言っていたセリフは私の口癖になっていた。
目が覚めたついでにメールを確認すればいいのだが、その一手間が面倒くさくてそのままにしていた。
隣には裸のままの彼が寝ている。
今のメールで起こしたかなと思ったが、馬鹿みたいに口を開けていびきをかいている彼の様子をみると、どうやらまだ起きてないみたい。
私も再び布団にもぐり、重いまぶたをそのまま閉じた。