校庭に置いてきたポニーテールの頃
そこからは気まずくなって、お互い無言になってしまった。
曲がり角を曲がるともう家に着いてしまう。その時、私の心臓がどくんと大きな音を立てた。
「やばい、あそこにいるの、おねえだ」
東高校の制服を着た私のお姉ちゃんが、男の人と一緒に手を繋いで歩いている。
……彼氏なのかな?聞いたことないけど。
私とヒロは曲がり角から二人の様子を伺った。
家の前に着いた二人は、きょろきょろと辺りを見渡してから軽くキスをした。
そして彼氏がお姉ちゃんの頭を撫でたあとで、二人は手を振って別れた。
彼氏がお姉ちゃんの頭を撫でたときに、ヒロに触れられたところが思い出したようにじんわりと熱くなった。
ヒロも私の頭に触れたことを考えたりしたかな。
曲がり角を曲がるともう家に着いてしまう。その時、私の心臓がどくんと大きな音を立てた。
「やばい、あそこにいるの、おねえだ」
東高校の制服を着た私のお姉ちゃんが、男の人と一緒に手を繋いで歩いている。
……彼氏なのかな?聞いたことないけど。
私とヒロは曲がり角から二人の様子を伺った。
家の前に着いた二人は、きょろきょろと辺りを見渡してから軽くキスをした。
そして彼氏がお姉ちゃんの頭を撫でたあとで、二人は手を振って別れた。
彼氏がお姉ちゃんの頭を撫でたときに、ヒロに触れられたところが思い出したようにじんわりと熱くなった。
ヒロも私の頭に触れたことを考えたりしたかな。