校庭に置いてきたポニーテールの頃
学校にいるうちは気持ちを押し殺している分、家ではそれを発散するようになった。
親に意味もなく八つ当たりをしてみたり、ベッドやお風呂の中では涙が枯れるほどに泣いたり。
お母さんは突然変わってしまった私を心配しているみたいだった。
「学校で何かあった?もしかして、友達とうまくいってないの?」
多分お母さんは、私がいじめられてるとか、そんなふうに思っているんだと思う。
だけどそうやって気にかけられることも、今の私にとっては鬱陶しく思うだけ。
結局、行き場のない気持ちをずっと抱えていることは苦しいだけなんだ。
興奮状態の中でも、お母さんには悪いことをしているなと心の隅では考えている。
それも含めて、自分ではどうしようもない気持ちに途方に暮れるしかなくて、さらに苛立ちは募るばかりだった。
親に意味もなく八つ当たりをしてみたり、ベッドやお風呂の中では涙が枯れるほどに泣いたり。
お母さんは突然変わってしまった私を心配しているみたいだった。
「学校で何かあった?もしかして、友達とうまくいってないの?」
多分お母さんは、私がいじめられてるとか、そんなふうに思っているんだと思う。
だけどそうやって気にかけられることも、今の私にとっては鬱陶しく思うだけ。
結局、行き場のない気持ちをずっと抱えていることは苦しいだけなんだ。
興奮状態の中でも、お母さんには悪いことをしているなと心の隅では考えている。
それも含めて、自分ではどうしようもない気持ちに途方に暮れるしかなくて、さらに苛立ちは募るばかりだった。