校庭に置いてきたポニーテールの頃
2016.10.1 大人になった心
同窓会から二週間が経過した。私はあれからずっと携帯のディスプレイが気になって仕方がない。
ラインの通知音が鳴るたびに画面に飛びつき、期待していたものではなかったと知り肩を落とす。
あのとき、ヒロは私に大嶋の電話番号を教えてくれた。そして同じように、大嶋にも私の番号を教えているはず。
大嶋の番号を電話帳に登録した時点で、ラインの友達には大嶋の名前が追加になっていたのに。
大嶋からは、すぐにラインが来るものだと思っていた。
しかし彼からは何の音沙汰もなく、こうして二週間も時だけが経過してしまったのだ。
「まだ七時前だなんて……」
私は朝が少し苦手。目覚ましをセットしていない土曜日の朝は、十時頃まで目を覚まさないことが多い。
眠れなかったわけではないけど、確かにずっと携帯の様子ばかり気にしていた。
きっと無意識のうちに、気が張っていたんだろうな。
ラインの通知音が鳴るたびに画面に飛びつき、期待していたものではなかったと知り肩を落とす。
あのとき、ヒロは私に大嶋の電話番号を教えてくれた。そして同じように、大嶋にも私の番号を教えているはず。
大嶋の番号を電話帳に登録した時点で、ラインの友達には大嶋の名前が追加になっていたのに。
大嶋からは、すぐにラインが来るものだと思っていた。
しかし彼からは何の音沙汰もなく、こうして二週間も時だけが経過してしまったのだ。
「まだ七時前だなんて……」
私は朝が少し苦手。目覚ましをセットしていない土曜日の朝は、十時頃まで目を覚まさないことが多い。
眠れなかったわけではないけど、確かにずっと携帯の様子ばかり気にしていた。
きっと無意識のうちに、気が張っていたんだろうな。