校庭に置いてきたポニーテールの頃
二次会は、幹事たちでカラオケを予約してあった。人数が人数なものだから、大部屋を二つ取っていたようだ。
ここはヒロが迷わずに浅倉達のいる部屋に向かったから、それに付いていった俺も、自然と宮西と同じ部屋になっていた。
時間は2時間しかないから13人で回すとなると、一人何曲も歌うことはできない。
俺はヒロと宮西達との5人で部屋の角で固まって座り、ずっと話をしていたり、たまに歌ったりもして過ごしていた。
途中、会話をしている中で宮西と目が合ってしまった。
意識しないようにしていたはずなのに、事あるごとに俺は宮西を視界に入れていたんだ。
途端にしまった!と思い、宮西から慌てて顔を逸らす。見ていたことがバレたら、きっと気持ちにも気づかれてしまう。
ここはヒロが迷わずに浅倉達のいる部屋に向かったから、それに付いていった俺も、自然と宮西と同じ部屋になっていた。
時間は2時間しかないから13人で回すとなると、一人何曲も歌うことはできない。
俺はヒロと宮西達との5人で部屋の角で固まって座り、ずっと話をしていたり、たまに歌ったりもして過ごしていた。
途中、会話をしている中で宮西と目が合ってしまった。
意識しないようにしていたはずなのに、事あるごとに俺は宮西を視界に入れていたんだ。
途端にしまった!と思い、宮西から慌てて顔を逸らす。見ていたことがバレたら、きっと気持ちにも気づかれてしまう。