君への言葉たち
悪いところをみつけても、嫌なところをみつけても、最後は受け入れてしまうのだ。

それは、愛してもらうために、自分のためにしていることなのかと思っていた時期があった。

でも、とてつもない君の嘘が発覚しても、私はひどく君を罵ったけれども、それでも私は最後には君を受け入れてしまった。

私の心が淋しくても悲しくても満たされなくても傷ついても、君が少しでも楽になるのならそれが一番いいと、自然とそう納得してしまった。

君の幸せな顔を見るために、そう思ってしまうのは、はたして君のためなのか、それともやはり自分のためなのか。
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