未知のクリスマス

帰宅時間ということと…クリスマスが近いこともあり街並みもいつもより混雑気味の電車に無理矢理乗り込み自分の立ち位置を確保する。

「……クリスマス!!どーする?」「彼と出かけるに決まってるじゃん!!」と…女子校生の声が嫌に胸につきささりながら最寄りの駅へとつき…仲睦まじいカップルに遠い昔を思い出すように通りすがりのカップルに自分達の過去を重ねてため息をつき家路へと歩いた。





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