未知のクリスマス

「もしもし……優羽? 」


「どーしたの?? こんな時間に??」

普段…帰宅時間しか連絡をよこしてこないから驚いて声をあげた。

「少し早めの休憩時間とれたから…その間に伝えとかなくちゃいけないことあって電話した。」


「伝えとかなくちゃ…いけないこと??」

悠麻の力ない声になんか不吉な予感が走る。

「ごめん……。今年…クリスマス、家でできないかも……。」
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